3月の写真集

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ウィリアム エグルストン「2 1/4」
先月のスティーブンショアだったのでこの人の写真集も・・・装丁もとても良いです。
「2 1/4」とはフィルムサイズのことで中判のロクロクのこと、というのを始めて知りました。
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IMA、7号も出ました。


2月の写真集

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スティーブン・ショア「Uncommon Places」
アメリカの地方都市の風景を8X10で撮影しています。何気ない風景ですがなんというか緊張感があって見応えがあります。
2004年に再版されたものを買ってみました。



12月の写真集

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12月の写真集は「TOKYO1970 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」

いま、世界のアート写真界では、日本の戦後写真が注目を集めています。なかでも、高度経済成長を背景とし、政治的、文化的にも激動期であった1970年代は、数多くの個性豊かな写真家が活躍した時代でもありました。当時の日本写真界は、それ以前の社会派ドキュメンタリーとは一線を画す、個人の視点に根差した表現が強く打ち出され始めた胎動期であり、経済発展を背景にした広告、ファッション写真の黎明期でもあった、まさに百花繚乱の様相を呈していた時期でした。その1970年代を代表する9人の写真家たち(有田泰而、細江英公、森山大道、内藤正敏、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、渡辺克巳)が、それぞれの“フォーカス”で、熱い時代の空気を切り取った160点あまりの作品を収載しました。

以上はIMA ONLINEより引用しました。
今ではなかなか元の写真集が手に入りにくい作品も多く、寄せ集め感のない濃厚なセレクトだと思います。作品の量もちょうどいいのでお越しの際にはぜひぱらぱらとみていってください。


11月の写真集その2

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先日紹介した写真集、結局新しい日本版も買ってしまいました。新たなプリントから作られているのでまた違う発見があります。内容もちょっと違います。こちらも置いてますのでぜひどうぞ。店頭の写真集、雑誌は自由にみてください。
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家にあった写真集も置いています。日本写真集史 1956-1986 写真集の写真集、なかなかお目にかかれない写真集も少なくないですし、装丁まで分かるような見せ方で掲載されていてそれぞれの写真集のものとしての雰囲気も感じれると思います。写真集を買ってみたいけれどという方にもおすすめです。


11月の写真集

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やっと届きました渡部雄吉の「A Criminal Investigation」

写真家 渡部雄吉が、昭和33年(1958年)に茨城県水戸で発生したバラバラ殺人事件の捜査にあたる刑事に密着した作品。 刑事の二人は、警視庁捜査1課の刑事と、事件が発生した茨城県警から派遣された刑事。 戦後の空気が色濃く残る昭和の町並みを背景に、二人が聞き込み、張り込みと東京の下町を歩き回る姿が、現在の私たちにはとても斬新な世界に映ります。
 この作品は、撮影された年に雑誌で発表されましたが、それ以降、大きく取り上げられる機会はなく、まさに知る人ぞ知るといった作品でした。 2006年にイギリスの古書のディーラーが、神保町で120枚にものぼるこの作品のプリントを発見したことを切っ掛けとし、2011年にフランスから写真集が発売され、世界中で評判になりました。
 日本版となる新たな写真集を作るにあたって、渡部雄吉の御子息である渡部浩之氏が保管していたネガをお借りし、セレクトから見直しプリントを作成しました。 すでにフランス版の「A criminal Investigation」をお持ちの方にも、新たなる発見がある構成となっています。

以上はroshin books から引用させて頂きました。こちらからは新たに日本版が販売されています。スペシャルエディションには写真集のために制作されたバライタプリントが付いてきます。こちらも気になってます・・・。
写真自体もとても惹かれますが2006年に古書ディーラーが偶然発見して写真集になるといった背景にくらくらきます。

 





7月の写真集

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土門拳「筑豊のこどもたち」です。みたことがある方も多いと思います。
今回は1960年にパトリア書店から出版されたものと現在出版されている築地書館のものとを並べています。
1960年のパトリア書店版は多くの人に見てもらうため値段を抑える目的でザラ紙に印刷されています。
質感が違うのでどちらも手にとって見比べてみてほしいです。