12月の写真集

IMG_5472
12月の写真集は「TOKYO1970 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」

いま、世界のアート写真界では、日本の戦後写真が注目を集めています。なかでも、高度経済成長を背景とし、政治的、文化的にも激動期であった1970年代は、数多くの個性豊かな写真家が活躍した時代でもありました。当時の日本写真界は、それ以前の社会派ドキュメンタリーとは一線を画す、個人の視点に根差した表現が強く打ち出され始めた胎動期であり、経済発展を背景にした広告、ファッション写真の黎明期でもあった、まさに百花繚乱の様相を呈していた時期でした。その1970年代を代表する9人の写真家たち(有田泰而、細江英公、森山大道、内藤正敏、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、渡辺克巳)が、それぞれの“フォーカス”で、熱い時代の空気を切り取った160点あまりの作品を収載しました。

以上はIMA ONLINEより引用しました。
今ではなかなか元の写真集が手に入りにくい作品も多く、寄せ集め感のない濃厚なセレクトだと思います。作品の量もちょうどいいのでお越しの際にはぜひぱらぱらとみていってください。