修理中のminolta XE と仕入れたカメラ


ミノルタの一眼レフはSRシリーズなど機械式のものばかり扱ってきたのですが、電子系のXシリーズも置いてみようかと思っています。
今回修理しているのはXE、絞り優先とマニュアルがついています。サイズはSRT-101などどあまりかわりません。
エルンスト・ライツ(現ライカ)と提携していた時期のモデルで、共同開発したコパルライツシャッターを搭載しています。

操作部分のまとまりもきれいでかっこいいです。
巻き上げやシャッターの感触もかなり気持ちいいです。
整備でき次第店頭に並べます。

絶対好きなひとがいると思いTARON Eyeも仕入れました。
タロンのカメラはシャッターの調子などもろもろ悪くなっているものが多く使えるようになるかわからないですがゆっくりみていきます。
革はガチガチに反ったり割れたりしていたのでとりあえず剥がしました。


Fujica 35ML


お客さんのカメラの修理の合間にいろいろ脱線してきれいなFujica 35MLが出来上がりました。
いつか直そうと思っているストックから丁度よさそうなジャンクが2台みつかって・・・
Fujica35はいままであまり触ったことのなかった機種だったのですが、直線的なデザインや独特な操作もおもしろくて、分解してみてもなかなかしっかりしていて頑丈そうでした。
マイナーな機種かもしれませんが、フジのレンズはとても良い写りをするので(以前扱ったFujica GEもよかったです。)テストも楽しみです。


OM用のズイコーレンズ

もちろんどのメーカのレンズも曇ることはあるのですが、
掃除して曇りが取れる時と取れない時があります。

オリンパスのズイコー50mm F1.8、後玉部分です。
はり合わされた二枚のレンズの内部が曇っているのでこれ以上は清掃できません。
接着以外にも落としたりして衝撃が加わったレンズだとネジが外れなくなってしまい分解できないことがあります。

同レンズで多いのが後玉のコーティングの劣化やカビ跡です。清掃してもこれくらい跡が残ることがあります。
レンズの曇りは蛍光灯などにすかして、少し離れてみるとわかりやすいです。
強い光でやっとわかるくらいの曇りなら写真に影響しないことが多いのであまり心配しなくていいですが
気になったら状態のチェックだけでも持ち込んでください。国産単焦点MFレンズならすぐみれます。


Canonet QL17 レンズの曇り シャッターの固着


レンズ内側にくもりとカビ、シャッター羽根に粘りがあったので分解してます。
シャッターのまわりにネジが切られていてそこにレンズの前部分がねじ込まれてるんですが
ここがいつもべとべとになってます。たぶん接着剤です。
キャノン特有のレンズのくもりは、この接着剤が劣化して揮発した成分なんかが原因ではないかと思っています。
接着剤がなくてもしっかり止めてあげれば大丈夫なので、古い接着剤はアルコールで拭き取ってさっぱりしてもらいます。
古い油分で固着したレンズシャッターはアルコールより強い溶剤で洗浄します。
見た目はあまり何ともなくても溶剤を含ませた綿棒で拭くとすぐ茶色い汚れがつきます。
汚れが綿棒につかないくらいになるまで何度も洗浄します。
レンズを覗き込みながらシャッターを切るとシャッターバネの動きがわかります。
動きがおかしいなと思ったら相談してください。羽のあいだに油分が浮いているようにみえたら動いていても要注意です。
しばらく動かしてなかったものが気が付いたら固着してた!ということも多いです。
機種によっては30分ほど時間あればその場でできますので持ってきてください。
料金も固着の洗浄だけでしたら3,000円ほどからです。


占領時代のKonica ?


35mmの初代コニカ ?、底の革に「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と入ってます。
戦後の占領下に作られたカメラです。
が、劣化がひどく触るだけで剥がれてきたので、残念ですがバリバリと剥がして張り替えます。

当時のコニカのカメラは軍艦部分のメッキも頑丈で、劣化もあまり起こらないように思います。


KONICA FP


コニカFPを整備しています。
ARシリーズ以前の一眼レフです。
大柄ですが、それぞれの部品はしっかりしています。
初期のコパルスクエアシャッターも渋く、レンズも有名なヘキサノンレンズですので期待しています。
ファインダーに少し取れない汚れと低速シャッターに少し狂いがありますがだいぶ使えそうになりました。
今でも実用面で人気が高い機種に比べると見劣りするかもしれませんが、
作りはいいですし独特の良い雰囲気があります。
OM-1やニコンのF3など、使ってる人にあえて使ってみてもらいたいです。
マニュアル操作ですがシンプルで癖もなさそうなので初心者の方にも使いやすいと思います。
テスト撮影の結果が良ければ店頭に並べます!
当時のコニカがレンズに使っている横長のフォントがかっこいいです。


CANONEX


ずっとストラップの展示用にぶら下がっていたキャノネックスです。
シャッターが不安定だったり、カウンターの調子も悪く、ファインダーも汚く・・・
なんとかもろもろ解決し今テスト撮影しました。
レンズシャッターの一眼レフは普通のフォーカルプレーンシャッターの一眼レフより構造が独特で難しいです。
修理依頼を受けて直せなかったことも・・・
僕がみた中では初期のトプコンは壊れているものが多く、修理も難しいです。
でも、よかったらできるだけみてみますので持ってきてください。



ズイコーレンズの清掃が・・・


OM用のレンズです。
長年保管されていたレンズは内側が曇ったりカビが出たりします。
きれいにするには分解してレンズを一枚一枚掃除していかなくてはならないんですが・・・
一部の(後半の)OMレンズは接着されている部分があるようで分解が難しいです。
ちなみに写真のレンズのふちにある枝分かれして広がっている汚れがカビです。