正確には、モルトプレーンといいます。
黒いスポンジ状の素材で、写真のようにフィルム室の遮光材として使われたり、一眼レフのミラー部分のクッション、またプリズムの固定などカメラの内部様々な場所に利用されています。
数十年経つカメラだとそれらが劣化してベタベタになっていたり、ぽろぽろと剥がれ落ちてしまいうまく機能しなくなってしまいます。
うまく遮光できないと写真のように光線漏れを起こしてしまったり、またプリズムにモルトのカスがこびりついてファインダー内に黒く写ってしまったりするので、除去して新たなものを張り直す作業が必要になります。
一番下の写真は、一眼レフのミラー部分のモルトが劣化しています。このままだと、ミラーが壊れてしまったり、モルトの屑がカメラ内部に入り込んでしまう恐れがあります。

お家の押入れから古いカメラが出てきた場合、かなり高い確立でモルトは劣化しているといえます。
逆にモルトを交換するだけで使える機体も多く、使用している箇所にも寄りますが大抵の場合モルト交換のみであれば1000円程度でやらせて頂くことが出来ます。  
 
 
 
 
 
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