OLYMPUS PEN EE-S の使い方
オリンパスのハーフサイズカメラ。ピントを合わせるだけで非常に手軽にフィルムの味を楽しむことができる一台。露出は自動です。
マガジンを入れフィルムの先をスプールの溝に差込み、巻上げ→シャッターを切るという動作を2回ほどして、引っ掛かりを確認します。
感光しているフィルムを送るために三度程シャッターを切ります。次にフィルムカウンターを48に合わせます。(24枚撮りの場合)逆算式にカウントされる仕組みです。
感度の設定をします。今回のPEN EESは200までです。400のフィルムを入れた場合は200に設定し、その旨を写真屋さんに伝えて増感してもらいましょう。
ピント合わせはゾーンフォーカス目測式という形式。いわゆる、勘。ヘリコイドに小さな絵が描いてあります。人(近い)〜山(遠い)で、大体1m、3m、無限遠、です。本当に大体です。
さあ、巻き上げてシャッターを切ります。暗いところでは、赤ベロが出てシャッターが切れない状態になります。
フィルム巻戻しロックの解除ボタンは 底部にあります。
フィルムが終わると、巻上げが出来ない状態になり、シャッターが切れなくなります。カウンターを確認すると、0付近の数字になっているはずです。底部のロック解除ボタンを押し、巻戻しダイアルを回してフィルムを巻き取ります。手ごたえが軽くなったら完了。先の要領でフィルム室を開け、マガジンを取り出します。写真屋さんに出すときには一言「ハーフサイズです」と声をかけましょう。