minolta SR-T 101 の使い方
筆頭機であるSR-7をベースに、ミノルタ初のTTL露出計を内蔵したロングセラーカメラ。minoltaの旧ロゴを持つペンタプリズムがとても優雅な印象です。
マガジンを入れフィルムの先をスプールの溝に差し込みます。 少し巻き上げてみて、フィルムがきちんと巻き取られるか確認して下さい。
裏蓋を閉め、感光してしまっているフィルムを送るためにカウンターの数字が1になるまでシャッターを切ります。フィルム感度(ASA)の設定は上記ダイアル部で行います。
ファインダー内には追針合致の露出計と現在のシャッター速度の表示が見えます。絞りとシャッター速度を調節して露出を決め、ピントを合わせます。フィルムを使い切ったら巻戻します。
上記のスイッチを下げ、レンズ基部シルバーの部分を回すと、レンズが外れる仕組みです。赤い点を目印に、矢印方向に回すと取りつけることができます。
丸印のつまみを矢印方向に回すとミラーアップし、下部のスイッチを(巻上げ後に)押し込むとマニュアル絞込みで被写界深度(ピントが合う部分の幅)の確認が出来ます。
露出計のスイッチ、電池室、フィルムロック解除ボタン(フィルムを使い切った際の巻取り時に利用)はボディの底部に収まっています。
撮影時にはフィルムに像を写すためミラーが跳ね上がり、その衝撃が手振れの原因となるため、低速撮影時にはミラーアップを使います。(そのときファインダーは真っ暗です)