minolta HI-MATIC C の使い方
薄緑のボタンは、一番の特徴である沈胴式のレンズを出すための押しボタン。8mmだけ前後する。手軽にロッコールの綺麗な写りを楽しめる一台。
背面のデザインを見ると底部カバーが無いためか、同時期のレンジファインダーカメラに比べていくらか可愛らしい。
マガジンを入れフィルムの先をスプールの溝に差込みます。少し巻上げてみて、フィルムがきちんと巻き取られるか確認して下さい。
裏蓋を閉め、感光しているフィルムを送るためにカウンターの数字が1になるまでシャッターを切ります。巻戻しクランクを回して、フィルムの引っ掛かりを確認することもできます。
レンズ前面のつまみでフィルム感度の設定を行います。シルバーの部分を回し、シャッター速度を調節しますが、晴れ(1/250)と曇り(1/30)の二段階です。
ピント合わせは目測式であり、上記のピクトグラムもしくは左の数字を見て合わせます。
緑のボタンを押すとレンズが迫り出し、シャッターを切ることが出来ます。ボタンを押しながらレンズを元に戻すと、シャッターロックが掛かる仕組みです。
電池室、フィルムロック解除ボタン(フィルムを使い切った際の巻取り時に利用)はボディの底部に収まっています。