Konica C35 の使い方
コンパクトカメラの名を冠するにふさわしいカメラであり、Cはcompactの頭文字。ジャーニーコニカと呼ばれた約20年続くC35シリーズの初代で、たくさんの人に愛されました。
フィルム室を開けるには、巻戻しクランクをぐっと持ち上げます。ファインダー内には露出の値が表示されます。
マガジンを入れフィルムの先をスプールに差し込みます。少し巻上げてみて、フィルムがきちんと巻き取られるか確認して下さい。
裏蓋を閉め、感光してしまっているフィルムを送るためにカウンターの数字が1になるまでシャッターを切ります。
レンズ中心部のダイヤルを回してフィルムの感度(ASA)を設定します。右のレバーはセルフタイマーです。
ファインダーを覗いてレンズを回し、中心に見える黄色の二重像を重ね合わせてピントをあわせます。下部のボタンを押すと、レンズの基部のみが回転します。
レンズ基部のみを回し、露出をAUTO(緑色)かB(バルブ)かどちらかに合わせます。夜景や星空など特殊な撮影時以外には、AUTOのままで良いでしょう。
電池室、フィルムロック解除ボタン(フィルムを使い切った際の巻取り時に利用)はボディの底部に収まっています。