Canon demi EE28 の使い方
キャノンのハーフサイズカメラ。
ピントを合わせるだけで非常に手軽にフィルムの味を楽しむことが出来る一台。
露出は自動です。
マガジンを入れフィルムの先をスプールの溝に差込み、巻上げ→シャッターを切るという動作を2回ほどして、引っ掛かりを確認します。
裏蓋を閉め、感光しているフィルムを送るためにカウンターの数字が1になるまでシャッターを切ります。巻戻しクランクを回して、フィルムの引っ掛かりを確認することもできます。
背面上部のダイアルでフィルム感度(ASA)の設定をします。
絞りは通常AUTOに設定して撮影します。それ以外の数値はストロボ撮影用。レンズ中心部はピントリングになっており、ピクトグラムを基準に目測式で距離を設定します。
背面にはピクトグラムと距離(m)の表示がありますので、慣れるまでは確認しながら撮影するのに便利です。
フィルムロックの解除ボタンは底部に収まっています。
フィルムが終わると、巻上げが出来ない状態になり、シャッターが切れなくなります。カウンターを確認すると、24枚撮りのフィルムなら48枚、36枚撮りのフィルムなら72枚程度の数字になっているはずです。 底部のロック解除ボタンを押し、巻戻しダイアルを回してフィルムを巻き取ります。 手ごたえが軽くなったら完了。先の要領でフィルム室を開け、マガジンを取り出します。 写真屋さんに出すときには一言「ハーフサイズです」と声をかけましょう。