ペンタックスのSP入荷しています。
先日のSLに露出計がついているタイプです。ファインダーの隅にシャッタースピードと絞りに連動した指針がついていて大体の目安を教えてくれます。sold
カメラの露出計を使うポイントは、
単純にファインダー内の光を測って指針が動いています。被写体に強い陰影、太陽、電球、黒っぽいもの・・・明るさの差が大きいものがあるとその分誤差も大きくなります。最終的には人間が被写体に応じて補正？修正したほうが良い時もしばしばあります。逆光で撮りたいものが黒くつぶれそうだからちょっと露出オーバー目に・・・などなど。極端に言えば露出計通りに撮影するだけなら露出オートのカメラと変らなくなってしまいます。
自分の撮りたい雰囲気に応じてシャッタースピードと絞りを調節するのがマニュアル撮影のとても面白い所です。店頭のカメラは露出計も調整して精度出してますがあえて目安程度に使うのがおすすめです。初めてだとちょっと不安だと思いますが面白いですよ。そういう意味で露出計のついていない、カメラ自体には頼るものがついていないSLもいいカメラです。

ペンタックスS2の整備、SP以前のペンタックスは幕やリボンがちぎれたり、痛みやすいのが弱点です。
今回は幸いきれいでまだ大丈夫そうです。シャッター動かないとのことでこれは張り替えかなと不安だったのですが原因は別の部分の固着でした。

本日のBGM・・・RUTLES