Olympus PEN EES-2の使い方

こんばんわ。
今回はイエネコカメラでも比較的人気のあるオリンパスのペンを使って、カメラを使うときのお話をしたいなと思っています。
まずは、フィルムをカメラに入れます。その前に、フィルムの給装部の蓋を開けなければなりません。

今回使う、「Olympus PEN EES-2」は、写真のように下部の角につまみがついており、これを引っ張ると裏蓋が開く仕組みになっています。
他にもカメラによって開け方は様々ですが・・・

例えばこれは古いタイプのペンなどに見られる方法で、裏蓋がガバッと全て外せるタイプです。外した蓋の底に付いているつまみを起こして回すと、ロックが外れて開くようになっています。

これはKONICAのC35というカメラですが、フィルム巻戻しノブを上にぐっと持ち上げると裏蓋が開きます。この方法で開くカメラが割と多いのかなという印象があります。

これはFUJICAのHalfです。側面にあるつまみをスライドさせて裏蓋を開けます。

蓋が開いたらフィルムをいれます。巻戻しノブを持ち上げて、マガジンを装填します。このとき、カメラによって装填部分が上下左右様々ですので、方向に注意して下さい。ただ、入るようにしか入りません。

マガジンを装填したら、フィルムの先端をスプールに差し込みます。

差し込んだら、少し巻き上げてみると、しっかりと引っかかっているか確認することが出来ます。スプールの回転する方向によって、フィルムを差し込む位置が変わります。
裏蓋を閉めましょう。

裏蓋を閉めると、フィルムカウンターがスタートの位置になっています。(カウンターのリセットが自動では無いカメラの場合は、自分でスタートの位置に合わせて下さい。)

カウンターが0もしくは1あたりに来るまで、巻き上げ→シャッターを切る→巻上げ→・・・を繰り返します。(マガジンを装填した時点で感光してしまっている部分を完全に送るため)
このときに、試しに巻上げノブを回してみて、巻上げることが出来ず、ひっかるようであれば、スプールにしっかりとフィルムが巻き取られている確認ができます。

このカメラには簡単な露出計が付いていて自動露出です。そういったカメラの場合には、フィルムの感度を設定する部分が必ずあるはずで、EESの場合は、レンズのフィルター枠の部分です。これを400に合わせます。今回は、KODAKのGOLD400というフィルムを入れています。200でも100でも1600でもいいですが、1600という設定値がそもそも用意されていない場合もあり、同じPENのEEやEESには200までしかありませんので、そのあたりも考慮してください。
準備できました。

撮り終わりました。
24枚撮りのフィルムを使ったので、カウンターが丁度48あたりに来ています。50枚撮れたり54枚くらい撮れたりするときもあります。

撮り終ったらフィルムを巻上げなくてはなりません。まず、底部にある小さなボタンを押します。これで、スプールが逆回転も出来るようになります。

巻上げノブを回して、フィルムを巻上げます。
手ごたえが軽くなるまで、フィルムを巻き上げます。

裏蓋をあけてマガジンを取り出し、現像に出します。
プリントの焼き上がりを待つ時間が、一番わくわくしているのかななんて思います。


コメント(2件)

  1. 初めまして.
    以前,analogに立ち寄り,7/18から始まるイベントのことを知りました.
    楽しみにしています.

    By Rsquare 2009/07/16 18:20
  2. 初めまして。ありがとうございます。
    ご自身のHPでも紹介して頂いていたんですね。
    こちらも楽しみにしています。是非いらして下さいね。

    By ショウジ 2009/07/17 0:03